我が子を見て思う事

新生児用のベットで眠る君は
まるでただただ寝てるみたいで。
今にも目を覚ましそうで。
頬は冷たくてもぷにぷにで。
触ってると思わず遊びたくなってしまう程で。
可愛い産毛。
みずみずしくて小さくて柔らかい舌。
おでこの広さや眉毛の拡がり加減はパパ似で。
薄い唇もパパそっくり。
足もパパに激似。
指の形、爪の形。凹みまでパパに似ている。
けれども、目は私か？
鼻も私に似ている、かもしれない。

手は小さくて、柔らかくて。
指を入れるときゅって閉まる所があって。
まるで握ってくれているかのようで。
可愛くて。可愛く。
愛おしくて愛おしくて愛おしくて。

不思議なものでずっと見てても飽きないんだよね。

ほんと、君みたいな大きな子がママのお腹に入っていたなんて信じられないよ。
このパパ激似のあんよで、
ママのお腹をばしばし蹴ってたんだよね。
この小さくて可愛いお手てで、
ママのお腹をなぞってたんだよね。
エコーでみたパクパクもぐもぐしてた可愛いお口はこれで。
先生がやたら見せてくれた鼻はこれ。
可愛いお顔をようやく見る事が出来て、
ママ本当に幸せだよ。

お腹の中に居る時は、重さも大きさも、正直実感なんてなかったけど、
手にずしりとくる命の重み。
すっぽりと腕の中に収まる小さな身体。
何もかもが小さくて柔らかくてふやふやで。
ママは正直抱っこするのがおっかなびっくりで。
首が座ってないっていうけど、
本当にぐらぐらで本当に怖くて。
最初は全然上手く抱っこ出来なくって。
あれ？講習受けたのになって思ったり。
ぐるぐるローリングしてた身体、背中。
なんか大きいのがここにあるなっていうのは
きっとこの小さくて大きな背中、だったのかな？

胎動を感じられるのが毎日の喜びで楽しみで幸せで。
毎日毎日どんなに辛くても君が動いてくれる度、嬉しくて幸せで。
あ、励ましてくれてるのかな、なんて。
穏やかな気持ちになれて、
癒されてた。
満たされてた。
君の胎動が感じられた時が本当に心から恋しい
君の胎動を、もう一度感じたい