2019/3/10 妊娠34週で息子を死産

今はただ、もがくしかってない

入院4日目 ③旦那との電話

旦那と電話で話をした。
仕事の話やなんて事ない日常会話。
どうでもいいくだらない話をいくつか。

それから、改めて旦那に手術当時の話を聞いてみた。
そしたら、旦那が話してくれた。

帝王切開当日。
手術室に彼だけが呼ばれた。
その時はまだ、はるの人工呼吸中だったらしい。

その時、医師から言われた言葉。

「もうこれ以上、どうしようもない」

「打つ手がないです」

「どうするかはお任せします」


それを俺に決めさせるの?……旦那は思ったそうだ。
辛過ぎる決断。
一生、この罪悪感に苛まれる事になる、と彼は言っていた。

私は夜中に助産師さんから聞いた話を旦那にも聞かせてあげた。
電話の為、当然ながら相手の顔は見えない。
けれどもたぶん、電話口で泣いてた。

「はむちゃんにも幸せになって貰いたいな。
お寺にちゃんと供養して貰ったら、今後の事について話をしよう」

結局、その後も色々と話をして、1時間半程して通話を終えた。