2019/3/10 妊娠34週で息子を死産

今はただ、もがくしかってない

月命日

2019/04/10.
はるが産まれて今日で1ヶ月。
今日ははるの月命日。

供える花は昨日パパと一緒に買って来た。
今日ははるの遺骨が置いてある白い台を綺麗に掃除して、改めてそれに手を合わせた。

以前書いていたブログを全て消して。
自分の為に、改めて自身の体験を綴るブログを書き始めた。
スマホに残っている当時のメモをみながら、当時の事を思い出しながらブログを書いていて、いまだに涙が出る事がある。
やっぱり、君が居ないのは寂しい。
すごくすごく寂しい。
今頃、君はどんな感じだったのか。
今頃、自分がどんな感じだったのか。
毎日泣いて泣いて泣きまくる君に、毎日悪戦苦闘して。初めての育児に奮闘して。
きっと疲労困ぱいで。
それでもきっと、幸せいっぱいで……

考えれば考える程辛くなる。

出産がゴールではなく、新たなスタートであるように。
私自身の人生も、これから先がずっとずっと長い。

他の誰かが言うように、時間と共に確かに泣く事は少なくなって来た。
けれども、いまだに気持ちは不安定で。
これから先、自分自身がどうなっていくのか、正直全く分からない。

出来る事がもしかしたら、他にも何かあるのかもしれない。
けれども、まずは書く事から、自分自身の為に当時の事を書き切る事から始めたい。
そうしなければ、きっと前には進めない。
行き場の無い気持ちを抱えたままでは絶対に前には進めない。
前に進む為には、気持ちを吐き出す、うやむやにせず当時の辛い体験としっかり向き合う、そして自分の中でちゃんと気持ちを消化させる。それが必要で。
そうする事で、きっと前に進める、今よりは前に進める筈だと、少なくとも私自身は思っているから。
そうする事で、今はまだ怖くても辛くても、いつかはちゃんと、はるの死に向き合う事が出来る筈だと信じているから。


ここまでこの拙いブログを読んでくれた方、心から感謝を申し上げます。

同じような経験をされた方、そうでない方もこのブログを読んで何かを少しでも感じ取って貰えたならば幸いです。

また、息子の存在を知り、思いを寄せて貰えたならば、母親としてこれ以上嬉しい事はありません。

1ヶ月前の今日。
私は確かに息子を産んだ。
息子は確かに私のもとに産まれて来てくれた。

死産した経験を、息子を失った悲しみを、一人で抱えて生きていくには、人生はあまりにも長く、あまりにも辛過ぎます。
気持ちを吐き出せる場所がある事に、それを知ってくれる人がいる事に心から感謝します。