3/25 苦しみの中
「死にたい」
旦那に言った。
「死にたい」
「はるが死んだのは私のせいだ」
「死ねば良かった」
「一緒に死んであげるべきだった」
頭の中にずっとあった。
火葬してからずっと、
どこか遠い場所で、はるが一人で泣いているような気がしていた。
苦しかった。
はるを一人にしておく事が。
傍に行ってあげたかった。
今すぐにでも傍に行きたかった。
聞いた旦那は泣いていた。
泣きながら抱き締めてくれた。
「そりゃ辛いよ」
「(死ねば良かったなんて)そんな事言わないでよ」
「(はるが死んだのが自分のせいなら)
それなら俺も同罪だよ」
辛くて辛くてどうしようもなくて。
旦那を一人にしないで良かったと思う反面、のうのうと生きてる自分が嫌で嫌で許せなくて。
代われるならば代わりたかった。
もしも仮に、どちらか一人しか助からないのならば、私が死ぬべきだった。
はるに生きていて欲しかった。
死にたくて。
でも死ねなくて。
死を選び切れなくて。
夜中、旦那と2人で一緒に泣いていた。